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2011年03月29日

●最後の王者


青山博一が2009年の250ccクラスチャンピオンを獲得するまでの軌跡を綴ったドキュメンタリー『最後の王者』(西村 章 著・小学館)読み終えた。型落ちのRSでアプリリア勢に挑んでラスト3戦のドラマティックなレースを経てチャンピオンをもぎ取るまでのストーリーも十分胸熱なのだけど、弟・周平や高橋裕紀、小山知良が受けた苦難の日々も克明に描かれていて、世界一のマシンを作ってる国なのになんでこんなに選手は苦労しないといけないの?という悔しさがこみあげる。特に裕紀がシーズン途中にMotoGPのシートを失った2009年のあたりは本当にやるせないなあ。2011年は彼らにいい風が吹きますように。

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