« ー | TOP | もてぎへGo »

2007年09月19日

●CLANNAD劇場版

17日のレイトショー@池袋シネマサンシャインで鑑賞。
まだ公開して間もないところなので、感想は追記にて・・・。【超ネタバレ】

最大の見どころは、前説(上映時の注意)を渚役の中原麻衣が読み上げたシーン。
これでガッとつかみましたなあ。そして学校へ上がる坂のシーンから流れる「メグメル」に「おお、これはイケるかも?」と思ったのだけど。

やっぱりムリだったか・・・という感想しか出てこない。いいとこ探しをしようと思ったら、「だんご大家族」の歌がやけにキャッチーで残るとか、智代が智代アフターを連想させてハァハァしてしまうところとか、あと、えーと、なんだっけ?
キャラクターデザインはかわいかった。しかし智代と杏がなぜか最初からつるんでいるのだけど、ちょっと区別がつきにくいw。公子さんが全然別人なキャラになってて、風子は出てこないし。ことみは出てくるのだけど何故か合唱部でハレルヤの指揮してたりして意味不明。早苗さんは秋生とラヴラヴでかわいいお母さんなのは変わらず。そこはGJ。

監督が劇場版AIRと同じく出崎統氏で、実のところそれだけで期待のベクトルが名作方面からネタ方面に変わっていたりなんかして。
得意の「止め絵」演出はAIRほど過剰ではなかったけど、3回パンとかはしっかり。あと、画面分割とか、何度もやられるとまたか、という感じ。リアルで出崎作品見てきた世代には、このへんネタにしかならないんだけど、過去のそれら知らないひとたちにはどーなんだろ?

で、肝心のストーリーは、渚ルート~AfterStoryの一部分をかいつまんで構成したもの。だからゲームをプレイしたひとには特に驚きはないけど、逆にいろいろな過程を思いっきり省略してるのでかなり物足りなさ感ありあり。そりゃムリですわよ2時間そこそこに詰め込むのは。ことみルートで杏や渚が仲良くなっていく過程とか、Afterで朋也が働くことの大変さを感じながら、渚のことを大切にしているところのような「空気」がもうちょっと入ってればよかったのに、と思ったけど・・・。
あと、春原はいいヤツではあったけど、ギャグ担当としては今ひとつだったなあ。もう少しいじられ役っぽくなってればよかったのに。

のにー、のにーばかりで不満だらけのようだけど、それらはそのまま来月スタートの京アニ制作のテレビシリーズへの期待に引き継がれてるわけで。実はKanonは未見なのだけど、CLANNADは最初から逃さず観るつもり。楽しみダ~。

最後に「小さなてのひら」を最後まで流さないのは何ソレ。あの曲つぎはぎのEDが一番不満かも。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ratspeed.com/mt/mt-tb.cgi/229

コメントする

※コメントスパム対策で少々制限をかけています。投稿ができない場合はメールでお知らせください