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2007年05月12日

●初雪の恋

宮崎あおい最新作「初雪の恋 ~ヴァージン・スノー~」を見てきた。初日の昼間の回ながら入りはあまり大きくないスクリーンで6割くらい。ん~超話題作というほどでもない邦画だし(としまえんだし)こんなものかと。どの作品でも画面に満ちているあおいたんの透明感が今回も。共演のイ・ジュンギくんもいい男だねえ。目元が涼しくてなんかアニメぽい顔立ちだなあと思った。監督は韓国のハン・サンヒでストーリーは、ああ、韓国ドラマってこんなんなのかな・・・という感じ(よくも悪くも?)。というわけで以下ネタバレにつき追記にて。

ツッコミどころはけっこうあったけど気になったところを。
授業中のあおいたん演じる七重を外からイ・ジュンギ演じるミンがブンブン手を振ってメール?で呼び出してふたりで街へ出て行くのだけど、なんで七重がそうしたのかいまひとつわからない。
七重は父親の事故死とそれにより酒びたりになってしまった母親で暗い影を背負っていたのだけど、その家庭や最終的に姿を消さなければいけなくなったシーンがなんか描きこみ不足な気も。つらい状況というのは充分わかるけど、なんかこう・・・。
若い役者たちの関西弁がウソくさいのはまあ目をつぶるとして、全く日本語のわからなかったミンが次のシーンではカタコトだけど話せたりするのはアレ?という感じ。父親のくれたガイド本でナンパ日本語を覚えるという設定は、もっと活かせば面白かったのに。
あおいたんの最萌えシーンはクライマックスの赤い浴衣姿でお祭りに行くところ。キスシーンもキュンキュンした。そのスタイルで日記絵描きたかったのだけど公式サイトにもパンフにもほとんどそのシーンの写真はないので断念。京都各地の風景と彼女の組み合わせも素晴らしくキレイだったなあ。最後に2年後、少しオトナっぽくなった彼女の神戸でのシーンが出てきたのも嬉しかった。
ちなみに七重の母に暴力を振るうヒドい男を演じていたのはSGの学生音楽祭シーンで司会をしてた菅原大吉さん。ほとんど顔わからなかったけど、SGフリーク的チェックということで。

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